オユ10通常作業(郵袋搬送台車塗装)

2009年8月12日(水)

当会では、駅ホームで郵袋積み降ろしを実演するため、2003年に旧日本国有鉄道駅から小荷物搬送三輪台車(鉄車)の寄贈を受けましたが、当時はオユ10が甲駅に置かれ、ホームに横付けできないため鉄車の活用ができなかったことから、三重県の貨物鉄道博物館様に打診して、鉄道物流用具としての展示と、物品搬送、保管に役立てていただきました。2004年にオユ10が能登中島駅に移転し、翌年には留置場所を七尾行きホームに移動した機会に同館からの返還を受けて能登中島駅に搬入し、国鉄時代の塗装のまま、郵袋積み降ろし実演に使用してきましたが、塗装の劣化が目立ち始めたのを機会に、鉄道郵便局などが駅ホームで使用していた赤色鉄車を再現するため、塗装することとしました。まず、車両留置線路で伸びていた雑草に除草剤を散布後、ホームで鉄車を赤色スプレーペイントで塗装しました。酷暑で大変な作業でしたが、塗装が乾くのが早かったことが、真夏に作業するメリットと言えます。作業中は、往来する列車に乗降する方々だけでなく、車内からも注目が集まりました。

  
      車両周辺の雑草が伸び放題!まずは除草剤散布から                    ホームにビニールシートを敷き鉄車を置く                                塗装ついでに旧配置駅名も塗りつぶす

  
                面積が小さいので
スプレーペイントを使用                                                    塗装完成の鉄車                                     列車と並べると昭和の風景に 車内からも注目の視線が

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