オユ10車体雨漏りへの対応と防水工事
2018年1月1日(月)~3月22日(木)
2013年に全体修復、塗装工事を行って以降、車体の外観は美しい状態を維持していますが、各所に雨漏りが発生し、その都度対策を行ってきました。しかし、2018年の正月早々、車内見学の案内をされたのと鉄道様からホーム側押印台付近に著しい雨漏りが発生しているとの連絡を受け、地元会員による対応を行うと共に、雪解けの時期を待って防水業者による補修工事を実施しました。工事費用には、見学のみなさまからいただいた募金、グッズ販売収益を使わせていただきました。
1月1日
床に水たまりが… 押印台がじめっとしていて 明かり取り窓に汚れた水滴痕 真上の雨樋を清掃すると穴あきを発見
1月6日
のと鉄道様と雨樋を再点検 車体が動かず積雪地のため水が滞りがちなためか、穴あきが広範囲に発生
1月15日
駅マルシェさんがトタン板とバケツを設置して漏水受けの応急処置をして下さいました 雨樋の穴の真下に汚れた水が落ちる
1月16日
雨樋だけでなく車内に向けても穴がある 雨樋の穴をパテとアルミテープで押さえる バケツを2個に
1月17日
のと鉄道様立ち会いで点検 湿った車内をストーブで乾燥 郵袋が濡れていたので台を敷く
車体側穴への漏水を押さえるためビニールをかぶせる あえて雨樋に穴を開け水たまりを防止
1月18日
長雨が収まり、屋根上の雪が融けてたこともあり、車内バケツの水がなくなり、床も乾いていました。のと鉄道工務のみなさんにより雨樋の劣化したパテを取り除き、新たにパテ盛りをした上でビニールシートによる仮押さえをしていただきました。以降は天候の安定と応急措置の効果で雨漏りの再発は見られなくなりましたが、万全を期すため防水工事を実施します。
3月8日 3月12日
国道側に足場設置 ホーム側にも設置
3月13日 工事当日
作業開始
完了後の状態 雨樋をパテで埋めつくして雨水が溜まらないように!(究極の選択)
屋根上クーラーの設置部もコーキング
3月14日
雨樋の側扉上にあたる部分に木製の「ひさし」を仮設置
3月22日
パテ乾燥によりひさしを撤去 工事完了を最終確認