喫茶室

ある日の上郡三石間にて
東海道本線、山陽本線の郵便荷物輸送はかつての客車列車から郵便車、荷物車で組成した荷物専用列車に変わりました。EF58の牽引が長らく続いたので、鉄道ファンのみなさんには撮影にいそしんだ方も多いのでは。郵便輸送では東京から九州に直通する動脈で、この区間では「東門便」と称されており、各列車とも郵便車2~3両を含めた10両以上を連結していました。そんな中で、荷2045レ、荷2046レは京都~岡山間を運転する短距離便で、荷物車ともども両数は少なめで、郵便車の便名は「京岡下」「京岡上」でした。岡山からは高松へ直通し、関西四国間の郵便物を主体に輸送しました。某日、山陽本線上郡三石間の撮影好適地に陣取り山間部を力走する荷2046レを待っていると、先頭に立っていたのは、宮原機関区に常駐していたEF651124号機(トワイライトエクスプレス塗装)で、どうやらこの日は所定のEF58が充当できず、運用変更により代走したものと思われます。郵便荷物車合わせてわずか3両は同機には力が有り余ると見え、上り勾配を疾風のように駆け上がっていきました。

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