長野鉄道郵便局北長野郵便室跡

 2014年4月30日

長野鉄道郵便局は、61・9の最期まで存在しました。この郵便局配下の部署に、実作業を行う部署として北長野駅郵便室があります。
北長野駅の荷物専用プラットフォームは、長野駅舎狭隘救済と荷物輸送の近代化を目的に移ってきました。これに伴って、鉄道郵便局の施設も移ってきて、北長野駅1番線の高崎方に置かれました。
現在では、郵便室庁舎の跡地は北陸新幹線の線路敷地になっています。当時を偲べるものは、郵便室前とを結んでいた2・3番線に残るテルファー(跨線クレーン)着地点跡のみです。
なお庁舎写真は『郵政建築-昭和49年度年鑑』からの引用で、現地写真は2013年8月21日の撮影です。

 

北長野駅1番線の高崎方に置かれた北長野駅郵便室                現在(高崎方を望んでいます)

 

          屋根のない部分がテルファー跡です                    テルファー跡に「キケン」の文字が残ります

           (直江津方を望んでいます)

北長野駅の航空写真

左側が高崎方で、テルファーの屋根が見えます 
(国土地理院webサイト

1975年撮影の航空写真「ccb-75-13_c1b_8」より)

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